くるみ(アジロ・無線綴じ)
一般的な書籍です。本文を丁合しホットメルト糊で表紙と接着させ本にします。本文厚さ0.7~45mmまで。横本(A4まで)、小口キメの表紙、カバーと腰帯、スリップ入れも作業可能です。不良品が出ないように本文厚み検知、乱丁落丁防止機能、カメラによるチェック機能等が搭載されています。最後は職人の手によって検品作業を行っています。長年培ったノウハウで機械の改造を自社で行い、仕様以上の作業を可能にし、他社で断られた本のかどをしっかり出す、本文が1mm前後の本などの加工が評判です。
バインダー
本を作る機械です。本文に糊を塗布し表紙と接着させます。
折り丁合機
16ページ折りした本文等をページ順にする作業を行います。
本文厚さ1mm、20 冊重ねてもノド側が低くなるように工夫しています。これにより商品棚に同じ向きに陳列しても崩れにくくなります。参考までに左は本文上質紙1mm表紙PP加工、右は本文コート紙1.4mm表紙コート紙を20冊ずつ積んでいます。
基本的に本文厚さ0.7mm以上から製本できます。条件によっては写真のように本文0.4mmでも機械作業できます。通常は1mmが限界のため、他社で断られ相談に来られるケースが増えています。
画像は表紙の厚さ0.45mmでも加工できます。ただし、面付が非常に重要なため印刷前にご相談ください。
手帳、書籍等で手間のかかるスピン入りの本も製本しています。
本文に折り、伝票、封筒、扉、見返し、遊び紙、和紙の扉等々、加工実績あります。メンテナンスノート、学校願書、決算書などに多く含まれます。
本文厚さ2mm以上からPP加工してある表紙、逆目でも締め付けを強くすることなく背中のかどを出すことができます。背のりが横にはみ出すことはありません。多数のお客様から評判です。
中綴じ
本文を二つに折り、背中を針金で二か所綴じ、三方断裁、穴あけ(6mm)を一連の動作で行います。穴寸法6mm以外は別途穴あけ機で作業致します。表紙ポケット、片袖折り、観音折り、二丁掛製本も対応可能です。乱丁落丁防止、厚み検知、綴じ不良検知、折り不良検知を搭載しています。
中綴じ機
丁合、折り、綴じ、三方断裁、穴あけを行います。
16頁折りではなく4頁折り(二つ折り)での加工のため、紙の厚さによるズレがなく見開きが合う機械構成になっています。また16頁折りでのシワのリスクもありません。
6mm穴であれば一連の作業で加工できます。1冊ごとにあけるためズレがありません。6mm穴以外は穴あけ機で別途加工します。
コーナー綴じ・平綴じ
A5~A3まで丁合し、ノド側を綴じます。乱丁落丁防止機能を搭載しています。
平綴じ、コーナー綴じ機
丁合、綴じ、折りを1台で行います。
平綴じして二つ折りまで一連の作業ができます。手作業で折るコストより抑えることができます。